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しずちゃんの病気
2013/02/08 Fri. 18:02:36 edit
そ嚢はまるまるとして、目もパッチリ、おしりもきれいな、今にも飛び始めそうに子でした。
ところが、家に帰ってきてご飯をあげてみると食べません。
初日だから?
一人餌に変わるときだから?
その後も、差し出してみても、ペロっと1口食べるだけ。
食べるようになってきたと言っても、スプーンの上のを1粒ずつ。
1時間かけて食べる・・・。
水槽の中でもペタンおなかをつけて眠っているだけ。
ヒナのお仕事は、食べて寝ることだけど、「寝る」しかしてない。
うちに来てから6日目。健康診断に行ってきた。
そ嚢検査は綿棒でくるくるっとするだけのタイプ。
体重を量って標準とのこと。
そして糞便検査。どちらも異常なし。
ご飯を食べるのに時間がかかるのは甘えてるだけと・・・。
そうなのか・・・。と不安ながらも帰宅。
ご飯をあげたら食べた。取り越し苦労か?
そう思ったとのもつかの間、その1時間後、頻繁にあくびをしだして、咳き込みはじめた!
シードをつまんでいたから、のどにひっかかっただけかな?
吐き戻してないからそ嚢炎じゃないよね!?
でもやっぱりあの検査と診察だけでは不安!
そう思って、鳥をよく診てますとHPに書いているイヌネコ病院へ。
鳥専門医のいない県に住んでるって本当に大変だ。
なんと次に行った病院は診察が2時間近くかかった。
糞便検査とそ嚢液検査。
ゾンデを何回も何回も出し入れされて苦しそうにしているしずちゃんを見ていられなかった。
※後日他県にある鳥専門病院へそ嚢液検査のやり方を聞いてみたら、多くて3回くらいしかゾンデは入れないと言われた。
ゾンデは食道を傷つけないように、くちばしの左側から挿入しなくちゃいけないのに、
右から左からと適当にその時入れやすく開いたくちばしへと差し込んでいく!
生理食塩水を注入して採取してそっと抜き出すって言うのに、
差し込んだソンデをそ嚢内でぐりぐりしてた。
私は獣医じゃないからこれが正しいのか分からない。
でも、勇気を出して、くちばしの左右からゾンデを入れていいのか?と質問したら、少し怒り気味に、あんた何言ってんのと言っている様に、大丈夫に決まってるでしょ。と言われた。
最後には血が出てきた・・。
私が知り得た病気の質問をすると、
なんでそんな単語を知っているんだ?と言わんばかりの回答。
普段そんな飼い主は来ないんだろうな。
先生の言うがままを信じて、ありがとうありがとうって言う感じかしら?
長い診察が終わりぐったりとしながら帰宅。
具合の悪い動物が来るところだろうに、とても寒い病院だった。
私がぐったりなんていってる場合じゃなかった。
ぐったりしているのしずちゃんのほうだ。
呆然としてるように目を開けて水槽の中で立っている。
しかも自分の足で立てなくて、壁に寄りかかって尻尾で支えて足が浮いている。
私を見ると鳴いて寄って来るようになっていたのに全く鳴かない。
いつも水槽の中に入るとテントの中にもぐりこんで寝ていたのに・・・。
翌朝、その姿勢のままでいた様子のしずちゃんを見ることに。
毛をぼわーっと膨らませたまま動かない。
食べようとしない。
食べたいのに飲み込めない。
もともと声が出にくかったけど声が枯れてきた。
意を決して鳥専門医のいる隣県へ!
予約がないと診療してもらえない。
何日先に予約が取れるか不安になりながら電話を架ける。
やっぱり田舎とは違う、電話応対もきちんとしていた。
症状からしてまずい状態だから、到着し次第診察をねじ込んでくれることになった。
病院まで2時間。高速を飛ばして行ってきた。
触診。
しずちゃんを抱いて触れるなり異常に気が付く先生。
これ以上体の上から触るとまずいとのこと。
レントンゲン撮った。
そ嚢内が半分に遮断されるように異物の影が映る、
片側の肺と気管支が真っ白。炎症している。
糞便検査は異常なし。
気道炎
咽頭炎
気管支炎
肺炎
膿瘍
以前の病院で指摘された腸内出血は肺と気管支とそ嚢を治してからにしましょうとの事に。
ネブライザーをし始めた途端、しずちゃんから聞いたこともない綺麗な声が!
涙が出そうになったのを堪えた。
そして自宅で抗生物質と消炎剤と鎮痛剤を飲み始めることになった。
ネブライザーを受けるために通院開始!
ご飯が食べられて、薬も飲めれば、改善の見込みがあるって!
呼吸器系は時間がかかる・・・。
しずちゃんはここから通院、闘病のスタートだ。

しずちゃんも頑張るんだよ(笑)
越境診察を受けて本当に良かった!
鳥専門医はやっぱり頼りになるよ。
みなさんも一度は鳥専門医へ!

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